Rolleicord IV #2009.10.12 |
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Rolleicord IV #2009.10.12 |
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近頃、「写真を撮りに行こう」と決意して持ち出すのはローライコードばかり。ひとつのカメラに偏るのは珍しいことではないが、6×6(ロクロク)というフォーマットのフィルム1本で12枚しか撮れないという丁度良さと、露出測って絞りと幕速を設定してピント合わせをしながら構図を考える、というスローさも性に合っているのかもしれない。
これが同じ条件のハッセルになると一緒なのか、と思うとそうでもない。あの重厚感は全然違う印象になるのだ。やっぱり倍違う重さは思った以上に気軽さを無くしている。だからといってダメなわけではなく、ハッセルにしか撮れない写真があるから被写体に合わせて使い分けるんだが、気軽に散策するにはローライコードなのだ。不思議なカメラだねぇ。信用度は断然、ハッセルなんだけど。
時間に少し落ち着きが出てきたのと、写真をもっと理解しようと意識したこと、現像するコスト・時間軽減のために自家現像をしようかなと思い、以前使ってた道具を引っ張り出してきた。でも肝心のブローニー用のリール&タンクもないし、薬品はほぼ全滅に近いので新たに買い替える必要がありそうだ。リールはステンレスにしようか、プラスチックにしようか、かなり悩むけどやっぱり前者なんだろうなぁ。と悩んでいると面倒になってくる(笑)
どちらにしろ、初期投資にコストがかかるから、この苦しい財政(お祝儀ラッシュ)が落ち着いた11月以降になりそう。